森悦子　個展「皮革・変革」2021/6/7(Mon)〜6/19(Sat)

Exhibition

森 悦子

武蔵野美術大学卒業後、皮革染色に従事。
1978年、新技法「浮彫り染」を創案。
エル皮革研究所・千葉県生涯大学校をはじめ、全国で講師として指導を行う。
革手芸の企画制作においても多くの活動の傍ら、「革盆栽」を発案。

革は捨てない。
SDGsと騒がれる現在、森作品は多くの作品制作中に生まれる、革の端切れも捨てることなくリメイクする。普段は捨てられる、すき革などを再利用し作品に活かすことで環境に配慮した作品でもある。
基本になる材料は牛白革とワイヤー、革ドロ。
それぞれの材料を細くしたり、乾燥させたり、染色したりといくつもの工程を経て、やがて新しい命が吹き込まれる。

いらなくなった革を使い、もう一度作品としてよみがえらせ日の目をあたいたい気持ちで制作していますー　森悦子

森作品には盆栽ではあり得ない植物が登場するが、盆栽を意識するのではなく、その都度自身が作りたいものを制作してきた。その作りたいものは、人がその植物を見たときに感じる、過去の光景や思い出を作品としている。植物から感じる鑑賞者の原風景を思い起こさせる森作品。

日仏現代美術展やオランダ・マレーシア・クアラルンプールなどで個展も開催。
2019年の個展にて見るものすべてを魅了し、心を奪われた。
日本での二回目の個展となる今回、非売品を含め約50点を展示する。
「革でできている？」と目を疑う作品を、この機会にどうぞお見逃しなく。

Access

〒111-0053 東京都台東区浅草橋4丁目1-2

　　　　　 ミツボシビル4F

【TEL】03-5687-6787

【MAIL】info@katsumiyamatomuichibutsu.com

【営業時間】

月〜土　12：00～19：00

日祝：休廊

＊各展覧会によって休廊日が異なりますのでご注意くださいませ。