執筆者 katsumiyamatomuichibutsu | 1月 27, 2021 | 展覧会
Exhibition 種村国夫 1943年 長崎県生れ 平凡パンチ創刊時からイラストレーターとして活動。 その他、日刊ゲンダイ・日刊スポーツ・週刊文春など多数連載。 特に現在も連載中の、週刊文春「淑女の雑誌から」のイラストは大胆なエッチで、立派な紳士が鼻の下を長くして愛読している。 そして、同時に世界一周の客船に乗り、港の風景を描く「港シリーズ」も好評だ。 「女は港、男は船」は名言として語り継がれる。 港が荒れていると船は辿り着けないのである。 毎年個展にて作品を発表し、その作品を種村ファンは鼻の下を長くして待っている。...
執筆者 katsumiyamatomuichibutsu | 1月 4, 2021 | 展覧会
Exhibition 東樋口徹は東京藝術大学美術研究科修士課程を修了し、東京を中心に活動。 東樋口の作品はポートレイト・静物・人物の一部をトリミングし、その後、線によって再構築される。 一本の線に見える作品ではあるが、作品によっては複数の線が重なり合い、その線は立体的に浮かび上がる。またシルクスクリーン(版画)では一本の線に対し複数回の重ね刷りによって、レリーフ作品の様相を呈する。 具象と抽象の両面を持ち合わせた作品の表情は見るものを飽きさせない。ミニマルでありながら、計算された東樋口の構図は静かな存在感を感じさせる。...
執筆者 katsumiyamatomuichibutsu | 11月 5, 2020 | 展覧会
Exhibition かつて法律を学び、現在はシステムエンジニア兼、現代美術家として東京を中心に活動する二宮千都子。 普段私たちがコンピュータ画面を見るとき、プログラムの処理結果としての画像を見ることが主であるが、二宮の作品は、その影の立役者である、プログラム言語に焦点を当て、絵画としての創作をしている。 いわばプログラム言語を“表裏逆転”させ、絵画として再構成し、 「意識的でないと、“見ないもの”の美しさにスポットライトを当てる」ことに注視している。 個展タイトルの「Frankenstein’s monster...
執筆者 katsumiyamatomuichibutsu | 10月 7, 2020 | 展覧会
Exhibition 「触れ|られ|る|ない」 境界は画され、その内と外とは隔てられた。 水中で浮遊する物体。 水槽のガラスという境界に遮られた彼らを、外からは見ることしかできない。 ほとんどの情報は遮断され、光すら微妙に歪められてしまう。 不透明な殻に覆われた多角形の容器。 その内で細線を疎に組んだ構造に支えられた物体は、そのままでは見ることすら叶わない。 確かに画された境界を越え、外から内、内から外へと”触れる”試み。 水槽の外の力で光り輝く電球。 見る人との距離に応じて時間の刻み方を変える時計。...
執筆者 katsumiyamatomuichibutsu | 9月 6, 2020 | 展覧会
Exhibition 表現できないものを表現することは、私たちを言語の世界の領域から遠くに引き離す。作品は自身のリアリティを持たなければならず、視覚で捉え得る周囲の世界を真似ることではない。芸術の発展は内在的な展開の過程であり、芸術の役割は統合すること、とロスコは述べている。...
執筆者 katsumiyamatomuichibutsu | 7月 31, 2020 | 展覧会
Exhibition 2009年 東北芸術工科大学 美術学部 美術科 版画コース卒業 幼少期より妖怪に魅せられ 大学在学中より妖怪をモチーフに作品を発表してきた 福田浩子=妖怪を描く作家 描く妖怪は殆どが女性像 その女性像はあたかも自身に投影するかの如く 作品は一見恐ろしく たじろいでしまうほどでもあるが、美しくもある 福田浩子は妖怪に魅せられ、鑑賞者は福田浩子の妖怪に魅せられる 向こう側の世界も近くなるように感じるこの季節 涼みにお出かけください 会期 2020年8月20日(thu)~9月6日(sun) open...
執筆者 katsumiyamatomuichibutsu | 6月 1, 2020 | 展覧会
Exhibition 清水智裕 個展 「反転の王国」 清水の作品は、“描く”のではなく、“消す”ことで完成する。 キャンバス一面に絵の具を塗り重ね、布やヘラなどで少しずつ消し取っていく作業を続けるため erase drawingと呼ぶ。 絵の具の層に埋まっているイメージを掘り起こしていく、言わば、描くというよりは発掘である。 最終的に消さずに残った絵の具がイメージ、「絵」として認識される。 「大理石の中に天使が見える。私は彼を自由にするまで彫るのだ。」(ミケランジェロ) では実際に掘り起こすものとは何か。...
執筆者 katsumiyamatomuichibutsu | 5月 8, 2020 | 展覧会
Exhibition KATSUMI YAMATO/無一物は新型コロナウィルスの感染拡大防止措置のため4月1日より休業しております。日頃より当ギャラリーの展示を楽しみにしていただいただきありがとうございます。この新型コロナウィルスの影響により、展示の自粛を余儀なくされております。皆様におかれましても同じ状況かと存じますが、一日も早く新型コロナウィルスの収束を願いますと共に、皆様のご健康をご祈念申し上げます。また皆様と元気にお目にかかれる日を楽しみにしております。 KATSUMI YAMATO/無一物 大和克巳 Access...
執筆者 katsumiyamatomuichibutsu | 5月 6, 2020 | 展覧会
Exhibition 清水智裕 個展 「反転の王国」 会期変更のお知らせ現在個展のスケジュールを調整しております。なんとか6月中旬には開催したいところではございますが、この外出自粛の状況によりましては、更なる延長もありえるかと思います。清水智裕の個展を楽しみにしてくださっている皆さまにも残念でありますが、今しばらくこの状況を見守りたいと存じます。この新型コロナウイルスによりお亡くなりになられた方々には心よりご冥福をお祈り致しますと共に感染された方々にはいち早いご回復を願っております。 KATSUMI YAMATO/無一物 大和克巳...
執筆者 katsumiyamatomuichibutsu | 4月 9, 2020 | 展覧会
Exhibition 清水智裕 個展 「反転の王国」 会期変更のお知らせ 新型コロナウイルスの感染拡大防止対策と致しまして、下記に変更致します。 会期 2020年5月13日(wed)~5月31日(sun) open 12:00~19:00 月曜・火曜 休廊 この新型コロナウイルスによりお亡くなりになられた方々には心よりご冥福をお祈り致しますと共に感染された方々にはいち早いご回復を願っております。 KATSUMI YAMATO/無一物 大和克巳 Access 〒111-0053 東京都台東区浅草橋4丁目1-2 ミツボシビル4F...
最近のコメント