白石絵里個展「意臨形臨 第二帖~homage to Mark Rothko~」         2020/9/10(Thu)~9/27(Sun)

2020年9月6日 | 展覧会

Exhibition

表現できないものを表現することは、私たちを言語の世界の領域から遠くに引き離す。作品は自身のリアリティを持たなければならず、視覚で捉え得る周囲の世界を真似ることではない。芸術の発展は内在的な展開の過程であり、芸術の役割は統合すること、とロスコは述べている。 人と繋がり、過去と繋がり、古と繋がり、モノ、コト、音楽、技術、人の記憶と繋がり、その繋がりを表現する。それが意臨であり、それは美の内奥への追体験である。しかし記憶は嘘をつくし、追体験は真実ではない。そこに自身のリアリティがあるのでないか。私の作品は魂の入った生き物、生物である。作品はひどく曖昧で不完全である。 人体よりも大きめの画面は、あたかも人と対面するかのような感覚を鑑賞者に与える。大きなキャンバスに描くことで「画」というより「場」を表現し、「見る」というより「体験する」という新しい鑑賞のかたちをここに提案する。 彼の芸術は近代人の精神の空虚性の緩和を目標にしている。人間の表現を自己完結したものとして、有機的な形態を地層のように重ね.人間自身の生命力と死を宿している。 「私は基本的な人間の感情(悲劇、エクスタシー、運命など)を表現しているだけです。人々の多くが私の作品に直面したときに、感情が揺さぶられて泣くという事実がある。色彩の関係のみで美術を語る人は間違っています。」ロスコにとって色とは「単なる道具」であるという。本質的において純粋な形態であるにも関わらず、シュルレアリスティック(無意識の中の欲望)な絵画と同様に、人間の感情を表現しているのがロスコ作品なのである。 1958年、ロスコは美術作品のレシピを公開した。絵をかくときに、以下の成分を慎重に計画しているという。 1:死に対する明瞭な関心 2:官能性。世界と具体的に交わる基礎となるもの。存在するものに対して欲望をかきたてる関わり方。 3:緊張、葛藤あるいは欲望の抑制。 4:アイロニー。 5:機知と遊び心。 6:はかなさと偶然性。 7:悲劇的な観念を耐えやすくするための希望。 作品理解の手掛かりとして、素材や方法の類縁性を顧みるのではなく、作品の動機付けと目的こそ探るべきだ。 私は良くも悪くも非常に日本人らしい人間だと思う。言葉の抽象的表現、美しい儀式のような所作、身体の構え、曖昧な対話、阿吽の対話。 ロスコ没後50年となる2020年、意臨に再挑戦する

会期 2020年9月10日(thu)~9月27日(sun)
open 12:00~19:00
月曜・火曜・水曜 休廊

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